スウェーデンでゴボウは雑草?
居酒屋メニューにときどきあるゴボウスティックは、スウェーデンの数学者M氏と私のお気に入りの1つなのですが、ゴボウはスウェーデンでは食されない様子。
というか、スーパーにも売ってないの?とM氏に聞くと、見た目が似てるのは売ってる、と。
それはsvartrot(黒い根っこ)という名前の根菜らしいのですが、私は残念ながら食べたことがない。
ゴボウではないのかねぇ、と言いつつお互いネットでカチャカチャ調べていると、M氏が何かを読みながら「へぇ~!へぇ~!」(まま。そこだけ日本語)と驚きの声をあげる。
何ぞ、と聞くと「ゴボウはあの服にひっつくやつだった!」と言う。
私「???」
はい…私、ゴボウの全体像を知らなかったのです!ゴボウの花の部分というのは、ひっつき虫のようにトゲトゲがついているのですね!
ゴボウはスウェーデン語でstor kardborreというようです。
この植物、スウェーデンでは雑草のように勝手に生えているとのこと。そして根っこを食用にしたりはしていないとのこと。
スウェーデンにお住まいの日本の皆さま、引っこ抜いて食べたことありますか?
ちなみに、svartrotの方は、日本語でなんぞやと思ってアルクのオンライン辞書を見てみましたが、英語名がそのままカタカナで書いてあるだけでした。ガックシ。
こちらは、ニンジンのように茹でて食べたりするそうです。
Svartrotでゴボウ(っぽい)スティックやってみたら?と提案してみましたが、どうなりますやら。
※今あらためて調べてみたらsvartrotは「菊牛蒡」という植物のようですね。“柔らかい”と書いてあるのでゴボウスティックのようにはならないかもしれない。M氏に伝えねば。
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コメント
ほっほう~。svartrotなんてのがあるのね。
それを使ったらスウェーデンでもきんぴらごぼうが出来るのかしら。
昔,モンゴル語の友達が
「パセリってモンゴル語で何ていうんですか?」
とモンゴル人の先生に尋ねたところ,ちょっと考えてから
「草」
と回答されたというのを思い出した。
投稿: rundberg | 2010年11月18日 (木) 00時14分
rundberg>
きんぴらにしてもいけるんちゃう?普通のゴボウよりは柔らかいらしいけど。
それ、たまたまモンゴル語で「クサ」って発音する単語やったってことはないよねw
投稿: みよこ | 2010年11月18日 (木) 21時06分